8月26日。
この日は、特別な日です。
りぃ
本当だったら今頃、今か今かとドキドキしてたのかな。
本当だったら今頃、出産は終わってるはずだったのかな。
本当だったら今頃、可愛い我が子を抱いていたのかな。
当時はこの日を向かえるのがどんなに楽しみだったか
あっという間に月日が流れ、今日になりました。
手術をして赤ちゃんとさようならをした時、
この日になった時はどんな感情を抱くのか…
また悲しい気持ちが蘇ってしまうのか…
ワクワクしていた最初の妊娠初期の頃の自分が嫌になりました。
こんな気持ちが自分の中に存在していたんだ…とビックリするぐらい
残酷で真っ暗で冷たい感情が私を包み込みました。
こんな辛いなら、妊娠したくなかった…なんて
ヒドイ事も一瞬考えてしまいました。
けれど、少しの時間だけだったけど、私たち夫婦のもとに来てくれた我が子は
記念すべき待望の第一子だった事にかわりはありません。
男の子、女の子どっちだったのかな。
どんな風に笑うのかな。
どんな声でなくのかな。
少ししか一緒にいられなかったけど、その子には沢山の事を教えてもらいました。
妊娠する喜び、奇跡、そして大変さ。
私に妊娠する力があると教えてくれた事。
私の子宮にポリープがあった事。
信頼できる先生に出会えた事。
病院通いで不安がってた私を安心させるために
これを教えにきてくれたのかな。
最初は嫌な先生に担当してもらってたのを
「こっちの先生の方がいいよ！」と教えに来てくれたのかな。
そして忘れ物をとりに、いったん帰ってしまったのかな。
「すぐに帰ってくるからね」
そんな言葉を残していったのかな。
手術後の心境は、次妊娠できたとしても、また同じ事にならないか不安もありましたが
りぃ
という気持ちは抑えられませんでした。
今度は私がむかえに行くからね！
そう約束し、強くなろうと決心しました。
どうしても帰って来て欲しかった。
やっぱり、腕の中で抱きしめたい。
そして、今私のお腹には7ヶ月になる赤ちゃんがいます。
この日をお腹の子と共にむかえられるとは想像もしていませんでした。
改めて
「帰って来てくれてありがとう」
と伝えたいです。
妊娠中は、本当に安心出来る時期なんてないと思います。
出産するまでは何があるかはわかりません。
この子の出産予定日まであと3ヶ月とちょっと。
お腹の中で大切に大切に育てながら
一日一日を大事に過ごしたいと思います。
今までも、こんなに小さな命に色んな事を教わりました。
産まれてからも色んな事を教わるんだろうな。
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ありがとうございます♥
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